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WAREHOUSE (ウエアハウス) デニム(チノパンなど)
WH-1003xxWW_II :WAREHOUSE ウエアハウス ジーンズ 1003XX WW II MODEL
本日、入荷しました。 画像は近日中に変更しますのでお待ち下さい。
ポケットの袋布に、それまではスレーキという専用布を使用していたなか、その生地は有事によって「規制」の対象となった。このため、縫製工場の残布として使用されていたシャンブレー、ヘリンボン、フランネルなどのシャツなどに使用する生地が代用されるようになった。
スレーキの代用として使われていたポケット袋布用生地は、戦後もしばらくはその残が混ざっていたに違いない。このモデルはそのような大戦直後の好景気前夜に生まれたモデルをイメージしている。
*やや鋭角に切りこまれたV字ステッチ。縫い終わりがしっかりと返されているのも興味深い特徴。
*ミリタリーを連想させるオリーブドラブのヘリンボーン地を使ったポケット袋布。さらにはその脇にあるおさえのステッチに注目したい。通常は太番手の本縫いを使う部分であるが、このモデルではチェーン(環縫い)が採用されている。
*革ラベルはブランドアイコンとしてそのまま使用許可があったのであろう。ベルトループは中心がふっくらと膨らむ独特のものであるが、これは糸の締め方による技術。
*やや横幅のあるポケットに入るネイティブパターンのステッチ。隠しリベットをおおきく避けて縫う1本針の縫製は、バックポケットに独特の表情を作ってくれる。 ※赤のレーヨンでカン止め仕様
*タテにとられたコインポケット。リベットは鉄製銅メッキのため、メッキがはがれる事で錆が生じる。
*デニムは「大戦モデル」のスタンダードといわれる「14.5オンス」ではなく、戦後のモデルを意識した13.5オンス。アーリーモデルのデニムジャケットとセットアップとなり、第二次世界大戦をはさむ前後の時代にセットアップとして提案する。
ワンウォッシュ商品は2本あるスッテチを1本外しております。(ピスタブ刺繍も抜いております)