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SUN SURF (サンサーフ) ハワイアンシャツ(半袖)
SS37859_S/S :2018 SUN SURF Special Editionサンサーフスペシャルエディション ”PRIDE OF HAWAIIAN COMMANDO”
1950年中期の作品・レーヨン壁縮緬・抜染プリント・オーバーオールパターン・バンブーボタン
*日系人を中心に編成された米軍部隊のエンブレムを大胆に配置し、それらの周りに「ぼんおどり」の文字が入った提灯のモチーフを描いた作品。
おそらくこのシャツは、日系人部隊のセレモニーで行われた盆踊りを記念して製作されたノベリティと思われ、過去にもアロハシャツのモチーフとなった第100大隊(ワンプカプカ)などに所属していた日系人たちは、1950年代になると当時の大統領や高官から多くの勲章を受け取っている。
その度に式典が開かれ、参列者用のノベリティが作られていてた。
このシャツのオリジナルを手掛けたマリヒニ・スポーツウェア社は、和のテイストのモチーフを抜染で表現する手法を取り入れていたブランド。
縮緬素材を抜染プリントしたこのシャツは、まさに同ブランドの特徴が表れた1枚。
*大戦中に捕虜となった日本兵への聴取や、押収した資料の解読などを行っていたMIS(Millitary Intelligence Service)の部隊章。同部隊はほとんどが帰米2世(日系2世の中でも日本で教育を受けた経験がある者)で構成され、6ヶ月間の特別訓練を受け、情報分析のスペシャリストとして戦場に送り出され、特に沖縄戦線では、彼らの情報解読の高い精度と日本語による投降の呼びかけが、沖縄戦の短縮に貢献したと言われている。
*真珠湾攻撃によって破壊されたハワイの米軍関連施設。ダグラス・マッカーサーの指揮下にあった太平洋を管轄とする第7艦隊の司令部も壊滅的な打撃を受け、その他の空軍、陸軍、海兵隊の施設も大きなダメージを負い、早急な修復が必要となり、そこで、新たに志願者を募り成されたのが第1399工兵大隊。
大戦中に軍施設修繕などを行って拠点の立て直しに貢献し、その後のアメリカ軍の戦果を大きく好転させたとして称えられた。