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WAREHOUSE (ウエアハウス) コットンシャツ(長袖)
WH-3060 : WAREHOUSE ウエアハウス PULLOVER FLANNEL SHIRTS H柄 Lot 3060
コットンのフランネルシャツが生まれた最初期と思われる1930年代に作られたプルオーバーのモデルをもとに再現。ウールのような発色でありながらコットン素材というのが特徴で、着用と洗濯を繰り返すことで褪色して風合いを増す。細かい運針もこの時代ならではの特徴だ
アウトドアシーンでのワークシャツとして誕生したチェック柄のウールシャツは、アスレチックウエアと同じく徐々にコットンに置き換えられ、1940年代頃から広く作られるようになった。これがチェック柄のコットンフランネルシャツの起源である。コットンフランネル生地の風合いは、時代によって異なるが、1960年代までのものはやはり格別。力織機で織った肉厚なセルビッジ付き生地を、ウールのような保温性を確保するために裏起毛させているのも大きな特徴で、着込んでいくうちに起毛が無くなっていき、ドライな風合いにエイジングしていくのが、大きな魅力といえるだろう。
ウエアハウスでは、創業当時からフランネルシャツにもこだわり続けている。まずはヴィンテージを解析し、糸そのものから再現。そのムラ糸本来の風合いを損なわないよう、旧式の力織機を使ってデニムと同様に綾織りしたセルビッジ付きのフランネル生地は、当時の製法に倣って裏起毛加工が施される。これにより、チェック柄にも柔らかな表情が生まれ、さらに起毛をかけることで生地が膨らみ、抜群の肌触りになるのだ。
このウエアハウス渾身のフランネル生地は、すべて日本で織られている。日本では限られた地域にした残っていない力織機を使うため、生産効率は非常に悪いのだが、本来のフランネルが持つ魅力を求めるために、いまも一切妥協せずに作り続けているのである。